| 『生命哲学』目次 |
第1章 技術文明時代に哲学は不要か
ポッターの主張 生命倫理30年間を振り返る ポスト・バイオエシックス
補稿
第2章 どうして臓器を部品のようにみなすのか
第一部:神学からの発言とスペインの移植医療 スペインでの一例
第二部:哲学者の疑問 生き物は機械とは違う
第3章 発生の過程に線引きできるのか
グラシアの立場 フォードの立場 神学者の間の議論 私案の提言
むすび
第4章 どのようなまなざしで胚を捉えるのか
胚への思い 哲学の目で 西洋哲学史の反省 倫理思想史への反省
宗教の視点
第5章 生命の「質」を計りうるのか
生命と「質」 誤解を避けるために QOLかQOHか 生きた人間こそ中心に
QOL判断 いくつかの根本的な原則 むすび
第6章 延命措置にはどのような意味があるのか
延命の拒否 過剰医療への疑問 延命中止は安楽殺人とは違う
生命の質をめぐる誤解 延命中止の倫理における根本的な原則
法的な規則や技術的な標準だけに頼らず人間的な判断と決断を行う
尊厳死の宣告書の一例
第7章 実践的な知恵をどう生かすのか
実践的判断 実践的知恵の再発見 実践的知恵こそ抽象的な原則と具体的な
状況との仲立ちをする 思慮分別の伝統には倫理上の判断の秘訣がある
むすび
第8章 自己決定に限界はないのか
はじめに バイオエシックス30周年にあたって原則論を再考する
臨床の立場から生命倫理の再検討を迫られた 自己決定権の光と陰
自己決定権の補足 原則論の体系的な再編成
第9章 生命倫理に関して宗教が発言できるのか
生命の未来に対する責任 福音こそ生命倫理と取り組むキリスト者を支える
第一部:神学の方法論 第二部:個別の問題
第10章 性の挑戦に応える倫理があるのか
ケイヒルの研究を読んで 神学における倫理への対応の変化
フェミニズムの観点と倫理学における方法の刷新 人間の身体に
対する人間学的な取り組み 聖書研究からの貢献 倫理神学史を
振り返って 生殖医療の挑戦 結論的考察