『時の流れを超えて』内容紹介

 日本で初めてのニューマンの総合的入門書

(内 容)
 
十九世紀を生きたジョン・ヘンリ・ニューマンは、近代のアウグスティヌスと言われ、パスカルやキェルケゴールにも比せられる近代ヨーロッパ精神史上の偉大な指導者、神学者、枢機卿。
 彼はすでに聖職者として英国国教会内で名声を得ていたが、カトリックに転会し大きな波紋を巻き起こした。しかし、カトリック教会においても異端の疑惑をかけられ、苦難の多い聖職者人生を歩むことになる。その後、疑惑は晴れ、枢機卿となった。現在、カトリック教会内では「尊者」の称号を与えられている。
 神学者としてもその優れた先見性から「第二バチカン公会議の先駆者」とも評され、同公会議にも大きな影響を与えたことで知られる。
 本書は、公会議後40年となった今、再び注目されるニューマンを学ぼうとする人のために、日本ニューマン協会所属の研究者が、その生涯、歴史的背景、文学・教育・神学各分野の思想的特徴を多角的に描き出した入門書。
 エキュメニズム運動、地方教会の在り方、信徒の意味、教父神学の評価、聖霊論的人間理解など多くの点で、二十一世紀においても、我々はなおもニューマンから多くのことを学ぶことができる。

 (構 成)
 
第一部:ニューマンの生涯について、第二部:歴史的背景、第三部:教育者としてのニューマン、第四部:文学者としてのニューマン、第五部:神学者としてのニューマン


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